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おしらせ
 

黒豆大福9月20日(火)より  



船橋屋について

製造者:山口勉
手づくり和菓子 船橋屋は
利根町で4代にわたり町民の四季の行事を
彩る和菓子を作り続けています。
TEL 0297(68)2321



手づくり和菓子 船橋屋

茨城県北相馬郡利根町布川454-287
営業時間  9:00 -18:00
月曜定休






船橋屋の定番和菓子

お団子はじまりました。



ふしぎ玉

こしあんを黄身あんで包んで蒸したお菓子
少年期の柳田國男が神秘的な体験をしたという祠の中の玉がモチーフ

栗きんつば

つぶあんと刻んだ栗のきんつば

もちどら ごま・つぶあん

もち粉を使ったもちもちしたどら焼き
当店の人気商品

子育て巻

つぶあんと牛皮を巻いたどら焼き
子育て地蔵尊として親しまれている徳満寺のお地蔵さまに由来しています

べったり

黒糖を練り込んだ餅を使った甘いきな粉餅

松替の梅

青梅のあんを使い梅を象った焼き菓子




玄米団子 ※10月いっぱいまでは新米団子を販売しています。

白米のお団子に比べ、ビタミン・ミネラル・食物繊維を
豊富に含んでいて健康に良いお団子です。
キメが粗いため嚙み切りやすく、お年を召した方でも食べやすいと評判です。



みたらし

利根町産コシヒカリ使用
ふっくら炊いたご飯をつぶし、杵でついて作った団子。

こしあん

利根町産コシヒカリ使用
ふっくら炊いたご飯をつぶし、杵でついて作った団子。

玄米餅

利根町産もち米の玄米を搗いたなまこ型のお餅です。普通のお餅同様、磯辺焼きやお雑煮で召し上がれます。





仏事・慶事

店頭でのお渡しのみご注文承ります。



仏用まんじゅう・ぼたもち(35日法要)

紅白まんじゅう・御赤飯

三つ目のぼたもち

《子供が生まれてから3日目に母乳がたくさん出るようにぼたもちを食べる習慣があります》

鳥の子餅(七五三のお祝いのお返し)

《縁起の良い鶴の卵の形をした紅白餅です》

誕生餅

一生食べ物に困らないように・健康でありますようにとの願いを込めて、一歳の初誕生日を迎えた子供に風呂敷などに包んだ誕生餅を背負わせて祝う伝統行事があります。

一茶が愛した地

  昔、利根川水運が栄えていた頃、
江戸と銚子の中継点であった宿場が、我が利根町であります。
その頃の賑わいは、今の東京の原宿、新宿に匹敵するほど人がゴッタ返し、
川は、上りと下りの船が入り混じりこすり合いながら行き来していたということです。
 
今でも、内宿、浜宿、中宿、上柳宿、下柳宿、馬場宿と地名が残っています。
そういうこともあって、多くの文人、武人、有名人がこの地を訪れました。
その中でも、小林一茶は幾度もこの地に来ては、句を詠んでいます。
子育て地蔵尊で有名な徳満寺では、
「なでしこや 地蔵菩薩の 迹先に」
「段々と 朧よ月よ こもり堂」
琴平神社の奉納相撲の見物客が木に群がる姿を見て
「べったりと 人のなる木や 官相撲」 あの有名な「松替の梅」のある来見寺では、
「赤門や おめずおくせず 時鳥」
など、数多くの作品を残しています。
(徳川家康公は江戸幕府の武運長久を祈り鹿島神社を参拝されその折、布川来見寺を旅宿とし庭にありました松を、気に入り、江戸城内の梅と交換されました。)
 
それにちなんで作られたお菓子
「子育て巻」「べったり」「松替の梅」など、町の名物として、親しまれています。
人が集まり、人と人とが出会い、人の和ができ人情が生まれる。
そういうことにより、心が満たされ、心豊かになる。
一茶がこの地を、度々訪れた理由がわかるような気がします。
そして、雄大に流れる利根川。
最後に、その川のある風景を眺めた徳川家康公の句を紹介します。
「きぬ川に 布をさらすや 秋の雲」
- 船橋屋 山口勉