- おしらせ
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黒豆大福9月20日(火)より
- 船橋屋について
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製造者:山口勉
手づくり和菓子 船橋屋は
利根町で4代にわたり町民の四季の行事を
彩る和菓子を作り続けています。
TEL 0297(68)2321
手づくり和菓子 船橋屋
茨城県北相馬郡利根町布川454-287
営業時間 9:00 -18:00
月曜定休
船橋屋の定番和菓子
お団子はじまりました。
玄米団子 ※10月いっぱいまでは新米団子を販売しています。
白米のお団子に比べ、ビタミン・ミネラル・食物繊維を
豊富に含んでいて健康に良いお団子です。
キメが粗いため嚙み切りやすく、お年を召した方でも食べやすいと評判です。
仏事・慶事
店頭でのお渡しのみご注文承ります。
一茶が愛した地
昔、利根川水運が栄えていた頃、
江戸と銚子の中継点であった宿場が、我が利根町であります。
その頃の賑わいは、今の東京の原宿、新宿に匹敵するほど人がゴッタ返し、
川は、上りと下りの船が入り混じりこすり合いながら行き来していたということです。
今でも、内宿、浜宿、中宿、上柳宿、下柳宿、馬場宿と地名が残っています。
そういうこともあって、多くの文人、武人、有名人がこの地を訪れました。
その中でも、小林一茶は幾度もこの地に来ては、句を詠んでいます。
子育て地蔵尊で有名な徳満寺では、
「なでしこや 地蔵菩薩の 迹先に」
「段々と 朧よ月よ こもり堂」
琴平神社の奉納相撲の見物客が木に群がる姿を見て
「べったりと 人のなる木や 官相撲」
あの有名な「松替の梅」のある来見寺では、
「赤門や おめずおくせず 時鳥」
など、数多くの作品を残しています。
(徳川家康公は江戸幕府の武運長久を祈り鹿島神社を参拝されその折、布川来見寺を旅宿とし庭にありました松を、気に入り、江戸城内の梅と交換されました。)
それにちなんで作られたお菓子
「子育て巻」「べったり」「松替の梅」など、町の名物として、親しまれています。
人が集まり、人と人とが出会い、人の和ができ人情が生まれる。
そういうことにより、心が満たされ、心豊かになる。
一茶がこの地を、度々訪れた理由がわかるような気がします。
そして、雄大に流れる利根川。
最後に、その川のある風景を眺めた徳川家康公の句を紹介します。
「きぬ川に 布をさらすや 秋の雲」
- 船橋屋 山口勉